2011年3月26日土曜日

ドアを開けて

銀座の街は
18時を過ぎると
すっかり
暗くになります

デパートの電気も街灯も点かず

いつもは
明るく賑やかな街並が
暗く
どこか夢の中のような・・・

不思議な気分になります

よく夢で見る世界
いつもの場所なのに
少し薄暗くて
ちょっと違和感を感じる世界

寂しいような
不安なような
新鮮なような

嫌ではない

月明かりの
夜の世界

毎日地下鉄で銀座の駅に着いた時も
節電で暗いので一瞬降りる駅を
間違えたのでは?
と思ってしまう

そんな地下から
地上に出ると
眩しい光と
明るく賑やかな
銀座の街並

昼間はいつもと変わらない
銀座の街並

でも
皆さん
節電に協力的

銀座奥野ビル<裏庭>も照明を控えています

何となく
寂しくて

ドアを開けて営業

1階なので
奥野ビルに入ってくる人々
人の行き来する音
階段を上り下りする足音
ギャラリー巡りをする方の声

とても心地よい気がします

もうすぐ4月のなのに
まだまだ寒い毎日


でも
毎年花咲く
奥野ビルの木瓜の花
花びらが桜貝みたいで
可愛い


寒いけれども
前向きに裏庭空間も
春らしく
たくさんお花を飾ってみました


紙で作られた造花


色合いや質感が可愛らしい


色んな色のバラの蕾


いくつかの種類の花が束ねられたもの


茎にはワイヤーが入っているので


ラッピングに使えるだけでなく


ざっくりニットに挿してみたり


リングにしてみたり


髪飾りや帽子に付けたり


いろいろアレンジ楽しめます

 

可愛いジュエリーボックスも
たくさん入手しました


プレゼントされたら嬉しいバラのジュエリーボックス



籠の形をしたジュエリーボックスには


 鳥や花が乗ってます


毎日
余震や原発の不安な日々

テレビで被災地の様子をみては心が痛み
切なくもなります

でも
前向きに生きる人々
子供たちやお年寄り

勇気づけられます

節電で計画停電になったり
スーパーの棚から商品がなくなったり

この先不安もありますが

無ければ無いなりに
生活できるのです

譲り合い思いやる精神

前向きに
毎日祈りながら

いつもの生活を送ります

奥野ビルには変わらぬ時間の流れもあります
ギャラリーに展示する若い作家さん
頼もしいです

店のドアを開けていると
そんな作家さんとの出会いも広がります
今日も素敵な出会いがありますように・・・

無事に毎日過ごせるように・・・
被災地の一日も早い復興
原発の不安のない毎日が早く訪れること

毎日
祈るのです 


裏庭に関するお問い合わせは
03-5250-8863
まで